突然の入院や手術になったとき、治療費が不安になりますよね。
私も2週間後に手術、それに伴う入院が必要になりました。
そこで、看護師さんから金銭に不安があれば「限度額適用認定証」を健康保険組合に発行してもらうことを提案してもらいました。

限度額適用認定証??
なんだそれは?いったいどうすればいいんだ
そんな方のために自分が「限度額適用認定証」について調べたことをまとめています。
1.限度額適用認定証とは
医療費が高額になった場合でも安心して療養できるように限度額が設定されています。
その限度額を超えた分を後から請求できる制度を高額療養費制度といいます。

全国健康保険協会:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150/
しかし、返金には治療月から3か月以上かかります。
一時的とはいえ、高額な出費はさけたいですよね。
そこで、今回ご説明する限度額適用認定証という制度があります。
下の表の区分の限度額を超える医療費が必要な場合でも、支払う金額は限度額になります。

ただし、差額ベッド代や食事代などは別になりますので、注意しましょう。
引用元:全国健康保険協会:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151/
例:1か月の総医療費が100万円かかった時
前提条件:70歳未満の区分エ(やまだの場合)
限度額適用認定証を提示しない場合
30万円を病院で支払い、後日高額療養費を申請し、24万2400円を返金してもらいます。
(自己負担額:5万7600円)
限度額適用認定証を提示した場合
限度額適用認定証を提示し、病院窓口で5万7600円を支払います。
どちらの場合でも、最終的に支払う金額は変わりません
2.限度額適用認定証を申請する方法
協会けんぽに加入している方は、下記URLに申請書がありますので記入して郵送すればOKです。
全国健康保険協会:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151/
また、会社の健康保険組合等に所属している方は自分の会社の健康保険組合のHP等で様式をダウンロードして記入して、送付しましょう。
申請書を受けたらすぐに認定証を発送してくれるので、2,3日程度で手元に届きます。
私は長期休暇にあたっていたので、申請しても間に合いませんでした。
確認したところ、通常は2,3日で取得できるようです。
3.入院前に限度額適用認定証を入手できなかった時は・・・?
入院時に間に合わないとき、また一時的に金銭を支払うことに抵抗がない方は
退院してから、高額療養費制度を使用し、自己負担超過分を請求しましょう。
また、会社の健康保険に入っている場合は、申請なしでも返金してくれるものもあるようです。
私の会社の健康保険では、申請なしで、自己負担超過分を返金してくれるようです。
4.まとめ
あらかじめ、治療費が高額になりそうなら、申請をしておきましょう。後々請求したり、請求漏れがあるかもしれません。
ただ、申請が間に合わない場合でも支払う額は変わらないので、きちんと高額療養費制度を申請するようにしましょう。

高額療養費制度を利用するためにも、しっかり領収書は保管しておくんだよ
病院の領収書について、まとめましたので、ご確認ください。
コメント