先日、睾丸腫瘍と診断されてから、素人ながら調べました。
自分の整理用としてまとめました。
このブログの内容
- 1.睾丸腫瘍とは・・・
- 2.睾丸腫瘍の症状
- 3.手術前の各種検査の意味
- 4.高位睾丸摘出手術
- 5.治療後について
- 6.感想
1.睾丸腫瘍とは
睾丸腫瘍とはそのままの意味で睾丸に腫瘍ができる病気です。
睾丸の腫瘍は9割方悪性なので、すぐに摘出手術が必要になります。
また、悪性の場合は精巣がんということで、成長・転移が早いがんになるので、転移する前に摘出します。
良性・悪性を判断する前に、摘出手術をします。
成長・転移が早いがんなため、生検すると転移する可能性が高いからです。
一方で、抗がん剤に反応もよいため、高確率で治療ができるようです。
2.睾丸腫瘍の症状
片側の睾丸が肥大かしたり、硬化します。
反対側の睾丸と比較すると明らかに不自然になります。
通常痛みはありません。
悪性で転移すると、腹部のリンパにしこりができたり、腰痛、首のしこり、行き苦しくなる等々。
また、ホルモンバランスが崩れて、乳房が大きくなったり、しこりができたりすることもあるようです。
3.各種検査の意味
私は手術前までに、CT検査、血液検査、尿検査、X線検査、歯科検診を受診しましたので、どういう理由だったかを記載します。
CT検査は転移の有無、また細胞の分類に使用されます。
細胞の分類とはセミノーマ、非セミノーマという2種類の睾丸腫瘍です。
血液検査はLDH、AFP、hCG、hCGβなどの腫瘍マーカがあり
診断や、再発の確認に使用します。
尿検査は別の病気の有無に使用されるようで、直接は関係ないようです。
X線検査は、睾丸腫瘍は肺転移することもあるため、肺を確認したようです。
歯科検診は、手術の際口腔内に管を通すので、もろくなった歯があると崩れたりして危険なため確認します。また、歯石がたまりすぎていても、肺にばい菌が入る可能性があるため、取り除きます。
4.高位睾丸摘出手術
睾丸を摘出する際、高位睾丸摘出手術という手術を行います。
鼠径部、つまり下腹部と太ももの付け根の位置を切開し、精索(睾丸につながってる血管等々)ごと睾丸を取り除きます。
所要時間は1時間~2時間程度です。
摘出した精巣は検査にかけられ、2~3週間程度で結果がでて、追加の検査や治療を行うようになります。
5.治療後について
摘出手術し、転移がなかった場合は
2年以内に再発することが多いため、定期的に血液検査、X線検査を行います。
長期間でも再発があるため、こまめなフォローが必要になるようです。
6.感想
診断後から調査した内容になります。
間違いがあれば、訂正いたしますので、ご教示ください。
病院ではすぐに摘出手術や各種検査を受けることになったため
理解が追いつきませんでした。
後で調べていくと、先生の判断の理由がわかり、納得できました。
(正直、見て触っただけで摘出なの!?とか、やたら検査が多いな!?とか思いましたw)
転移が早いため、不安も大きいですが、しっかりと治療を受けたいと思います。
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