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【生命保険】生命保険の仕組みを勉強しよう【FP3級の勉強】

お金
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こんばんは、やまだです。

今回は生命保険の仕組みについてまとめます。

やまだ
やまだ

来年から30歳になるけど、保険に入ったほうがいいのかな?

まずは、生命保険の仕組みから勉強していこう。

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1.生命保険のさまざまな種類

生命保険には、3つの種類あります。

1.死亡保険

被保険者が死亡または高度障害になった場合に保険金が支払われる保険

やまだ
やまだ

生命保険のイメージだよね。

死亡以外でも高度障害になった場合にももらえるんだね。

高度な障害とは・・・?

  • 両眼の視力を全く永久に失ったもの
  • 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
  • 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
  • 両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
  • 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

参考URL:https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/life_insurance/life_insurance_q25.html

2.生存保険

一定期間が終わるまで被保険者が生存している場合にのみ、保険金が支払われる保険

3.生死混合保険

死亡保険」と「生存保険」を組み合わせた保険

2.保険料のしくみ

保険料はなにで決まるか?しっていますか?

保険料は、次の3つの「予定基礎率」にもとづいて算定されます。

1.予定死亡率

統計に基づいて、性別・年齢ごとに算出した死亡率 のこと

予定死亡率が低ければ、保険料が下がります

やまだ
やまだ

以前にこの記事で取り上げた「簡易生命表」が参考になるね。

2.予定利率

保険会社があらかじめ見込んでいる運用利回りのこと

予定利率があがれば保険料は下がる

3.予定事業費率

保険会社が事業を運営するうえで必要な費用のこと

予定事業比率が低ければ保険料は下がる

3.保険料の構成

保険料は、「純保険料」と「付加保険料」で構成されています。

1.純保険料

保険会社が支払う保険金にあてられる部分です。「予定死亡率」と「予定利率」をもとに計算されます。
死亡保険料」と「生存保険料」に分けられます。

1.死亡保険料

死亡保険金の支払いにあてられる部分

2.生存保険料

生存保険料の支払いに充てられる部

2.付加保険料

保険会社が事業を維持するための費用です。

予定事業比率」をもとに計算されます。

4.配当金のしくみ

1.剰余金と配当金

3つの剰余金をもとに算出されて保険料と、実際にかかった費用では差額が生じます。
通常、保険料のほうが、実際にかかった費用よりも多くなるようになっています。
このときの差益を「剰余金」をいいます。

3つの剰余金が発生する原因

1.死差益
予定していたよりも「死亡者数」が少ない場合の差益

2.利差益
予定していたよりも「収益」が多かった場合の差益

3.費差益
予定していたよりも「経費」が少なかった場合の差益

剰余金」を財源として、契約者に配当金を支払います。


1.有配当保険
死差益、利差益、費差益の3つから配当金が支払われる保険

2.準有配当保険(利差配当付保険)
利差益のみから配当金が支払われる保険

3.無配当保険
配当金が支払われない保険
やまだ
やまだ

配当金の支払いのある保険のほうが、配当金の支払いがない保険よりも、保険料が高くなることが多いよ

5.まとめ

今回は「生命保険のしくみ」をまとめました。

生命保険には「3つの種類」があり、「3つの予定基礎率」に基づいて計算されます。「予定基礎率に基づいた保険料」と「実際にかかった費用」との差益を剰余金といいます。「剰余金」にも3つの種類があり、3つから配当金が支払われる保険を「有配当保険」、利差益のみから配当金支払われる保険を「準有配当保険」、配当金が支払われない保険を「無配当保険」といわれます。

保険のしくみといわれると複雑に聞こえますが、行っていることは予算を立てて、差益を分配しているだけですね。少しずつ勉強していきましょう。

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