こんばんは、やまだです。
今回は、さまざまな生命保険の種類について勉強していきましょう。
前回は生命保険のしくみについて勉強しました。
気になる方はこちら↓

どんな保険があるかを知らないと、自分にあった保険は選べないよね。
1.定期保険
一定の期間内に死亡した際に保険料が支払われる保険です。
保険料は「掛捨て」で満期保険金はありません。
そのため、保険料は安くなります。
1.平準定期保険
保険金額一定の定期保険
2.逓減定期保険
保険金額が一定期間ごとに減少する定期保険
3.逓増定期保険
保険金額が一定期間ごとに増加する定期保険
4.収入保障保険
保険金が年金形式で支払われる定期保険
2.終身保険
保証が一生涯続く保険です。満期保険金はありませんが、解約時の解約返戻金が多く、貯蓄性の高い商品です。
ただし、一時払終身保険の場合、早期に解約すると解約返戻金が払い込み保険料を下回るため、注意が必要です。
3.養老保険
一定期間内に死亡した場合には「死亡保険金」を受け取ることができ、満期時に生存していた場合には「満期保険金」(死亡保険金と同額)を受け取ることができるタイプの保険です。
4.定期保険特約付終身保険
終身保険を主契約とし、これに「定期保険特約」を付けることによって、一定期間の死亡保障を厚くした保険です。定期保険の期間を、終身保険の保険料支払い期間と同じ期間で設定した「全期型」と、終身保険の保険料支払期間よりも短く設定した「更新型」があります。

生活防衛金ができるまでの間定期保険特約を付けたり、
子供にお金がかかるうちは定期保険特約をつけたり
自分が欲しいタイミングを保証を大きくできるよ!
5.利率変動型積立終身保険(アカウント型保険)
アカウント型保険は、支払った保険料を積立部分と保証部分に、一定の範囲ないで自由に設定できる保険です。
保険料払い込み期間が 満了したあとは、積立金を終身保険や年金に移行することができます。
6.団体保険
団体が契約する保険する。集団で加入するため、保険料は割安となります。
7.こども保険(学資保険)
子供の進学に合わせた祝い金や、満期に満期保険金を受け取ることができる保険です。
原則として、親が契約者、子供が被保険者となります。親が死亡した場合は、それ以降の保険料は免除はされ、進学祝い金や満期保険金は当初の契約通り支払われる点が、この保険の特徴です。
8.変額保険
保険会社が株式や債権等で運用し、その運用成果に応じて保険金や解約返戻金の額が変動する保険です。変額保険の資産は、定額保険(保険金や解約返戻金が一定の保険)の資産(一般勘定)とは別の口座(特別勘定)で運用されます。
変額保険には、一生涯保証が続く終身型と、保険期間が一定の有期型があります。
いずれも、死亡保険金と高度障害保険金には最低保証がありますが、解約返戻金や満期保険金には、最低保証はありません。
9.個人年金保険
契約時に決めた一定の年齢に達すると年金を受け取ることができるという保険です。
1.終身年金
生存している間、年金が受け取れます。
2.保証期間付終身年金
保証期間中は生死に関係なく、保証期間後は生存している場合に、年金が受け取れます。
3.有期保険
生存している間の一定期間受け取れます。
4.保証期間付有期保険
保証期間中は生死に関係なく、保証期間後は生存している間の一定期間、年金が受け取れます。
5.確定年金
生死に関係なく、一定期間、年金が受け取れます。
6.夫婦年金
夫婦いずれかが生存している限り、年金を受け取れます。
10.変額個人年金保険
保険会社が株式や債券等で運用し、その運用結果に応じて年金や解約変戻金の額が変動する保険です。
年金支払開始前に死亡した場合に受け取る死亡給付金には、一般的に最低保証はありますが、解約返戻金には最低保証はありません。

変額保険と基本的な考え方は同じだね。
保険金や年金の額が変動するのが変額タイプ。
死亡給付金には最低保証はあるけど、解約返戻金には保証はないよ。
11.まとめ
今回は、さまざまな生命保険についてみてきました。
一言で生命保険といってもたくさんの種類があります。
名前からなんとなく予想がつくものなので、丸暗記するよりもしっかりとイメージを頭に叩き込みましょう。FP3級は選択問題なので、文言をすべて暗記する必要はありません。
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