スポンサーリンク

【損害保険】損害保険のしくみについて勉強しよう【FP3級の勉強】

お金
Pocket

こんばんは、やまだです。

3/12からFP3級の申し込みが始まりました。
皆さんは申し込みましたか?私は申し込みました!!

試験の申込みを行ったところで今日も勉強していきましょう。

さて、今日は「損害保険」についてまとめていきます。
損害保険」とは、偶然のリスク(事故、災害等)で発生した損害を補填するための保険です。
例えば、自動車保険、火災保険、地震保険、傷害保険、医療・介護保険等が損害保険に含まれます。

スポンサーリンク

1.損害の種類

損害保険は、保険金額と保険価額の関係によって、「超過保険」、「全部保険」、「一部保険」の3つに分けることができます。

1.超過保険

保険金額が保険価額よりも大きい場合は「超過保険」と言われます。
損害額は全額補填されます。

2.全部保険

保険金額が保険価額と同額の場合は「全部保険」と言われます。
損害額は全額補填されます。

3.一部保険

保険金額が保険価額よりも小さい場合は「一部保険」と言われます。
保険金額と保険価額の割合により、保険金が削減されます。

2.火災保険

1.火災保険の種類

1.住宅火災保険

住宅火災保険」は、火災・落雷・風災等による損害を補償した火災保険で、居住用の建物とその建物内の家財を対象とした保険です。

2.住宅総合保険

住宅総合保険」は、住宅火災保険よりも補償範囲を広げた保険です。
水災や盗難等も保証されます。

やまだ
やまだ

火災以外にも、落雷や台風などの災害による損害も補填するよ。
また、ものを落としてしまったり、子供が落書きしたりしたときにも使用できることがあるんだよ。

2.保険金の支払額

火災保険は、契約時の保険金額が保険価額の80%以上であるかどうかによって支払額の算定方法が異なります。

1.保険金額が80%以上の場合

保険金額を限度に、実際の損害額が支払われる。(実損てん補

2.保険金額が80%未満の場合

損害保険金=損害額×(保険金額)/(保険価額×80%)(比例てん補

3.失火責任法

軽過失によって火災を起こし、隣の家に損害を与えた場合には、賠償責任を負う必要はありません。
このことを「失火責任法」で定められています。

3.地震保険

地震保険は単独では加入できず、火災保険とセットで加入する必要があります。(単独では加入できない

住宅と住宅内の家財が補償の対象となります。
ただし、1つの価格が30万円を超える貴金属は対象外となります。

保険金額は、火災保険(主契約)の30%~50%の範囲で設定できる。
ただし、上限は建物5000万円家財1000万円となります。

4.自動車保険

自動車保険の自賠責保険はすべての運転者が必ず加入する必要があります。
補償対象は対人事故のみで、被害者のみの補償なっています。

保険金の限度額は、
死亡事故の場合は、最高3000万円
傷害事故の場合は、最高120万円
後遺障害の場合は、75万~4000万円

やまだ
やまだ

自賠責保険は、自動車の教習所でもやったような・・・

必ず加入する必要があるものだったよね。

任意保険には、対物保険や車両保険等があるよ。

5.傷害保険

日常生活におけるさまざまなケガに対して保険金が支払われるものです。

傷害保険の種類

1.普通傷害保険

日常生活で起こる傷害を補償する保険

病気、細菌性食中毒、自殺、地震、噴火、津波を原因とする傷害は対象外

2.交通事故傷害保険

交通事故、建物や乗り物の火災などによる傷害を補償する保険

3.国内旅行傷害保険

国内旅行中の傷害を補償する保険

細菌性食中毒は補償の対象だが、地震などによる傷害は対象外

4.海外旅行傷害保険

海外旅行中の傷害を補償する保険

細菌性食中毒、地震、噴火、津波による傷害も補償の対象

6.賠償責任保険

賠償責任保険は、偶然の事故によって、損害賠償責任を負ったときに保証されるものです。

1.個人賠償責任保険

日常生活における事故によって、他人にケガさせたり、他人の物を壊したことにより、損害賠償責任を負ったときに備える保険

2.PL保険(生産物賠償責任保険)

製造、販売した製品の欠陥によって、他人に損害を与え、損害賠償責任を負ったときに備える保険

7.損害保険と税金

1.損害保険料を支払ったときの税金

1年間支払った地震保険料は、「地震保険料控除」として、控除することができます。

控除についての記事はこちら↓

2.損害保険の保険金を受け取った時の税金

損害保険は、損失補填を目的としているため、原則として非課税です。
ただし、死亡保険金、満期返戻金、年金として受け取る場合の保険金については、生命保険と同様の扱いになります。

8.まとめ

生命保険」に引き続き「損害保険」についてまとめました。

「損害保険」には、「超過保険」「全部保険」「一部保険」があります。
「火災保険」は、「住宅火災保険」と「住宅総合保険」があり、80%を超える場合は実損てん補、未満の場合は比例てん補になります。
「地震保険」は、上限は住宅5000万円家財1000万円となります。
「自賠責保険」の上限は、死亡事故は3000万円、傷害事故なら120万円です。
また、地震保険には「地震保険料控除」があり、「損害保険」を受け取る場合は基本的に非課税となります。

火災保険や自動車保険については、入っている方も多いのではないでしょうか。
入っている保険があると、身近に感じられてわかりやすいですね。
FP3級合格に向けて少しずつ勉強していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました