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【抗がん剤対策】精子検査と凍結保存をしてきました(1週間で7万円かかります)

治療日記
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こんにちは、やまだです。

先週に睾丸腫瘍が下腹部に転移していることがわかりました。

記事にも書きましたが、男性不妊、正常な精子ができなくなる可能性が高くなるとのことです。

そこで、病院に不妊治療の病院を紹介してもらって、精子を凍結してきました。

やまだ
やまだ

凍結しようと思っているけど、どのくらいお金がかかるのだろう?

治療の日程等も心配だな、どのくらい時間がかかるのだろう
そもそも、どこで凍結ができるんだろう??

と不安になる方もおおいと思います。

そのあたりも含めてまとめていますので、ご参考にしていただければ幸いです。

この度は、はらメディカルクリニック様を受診いたしました。
親切で丁寧に接していただけて、とてもおすすめなクリニックです。

参考URL(はらメディカルクリニック):https://www.haramedical.or.jp/

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1.精子凍結保存とは?

精子凍結とは、精子をマイナス196度で凍結保存することで、半永久的に保存することができます。

1.精液凍結をする人はどんな人?

男性は年齢の上昇によって、精子の質が大きく低下することはありません
抗がん化学療法によって、正常な精子が生成されなくなる方が、抗がん化学療法の前に凍結しておくことがあります。

2.精液凍結はどのくらいやるの?

精液凍結でできる治療は「人口受精」と「体外受精」になります。

「体外受精」を行う場合は、妊娠率は20%~40%程度です。

20%×5本=100% + 1本 の6本くらいを確保しておくとよいでしょう。

3.精液凍結はどうやってやるの?

精液凍結を行うにはまずは、精液を検査する必要があります。
凍結を行う前に精液が正常な状態かどうかを判断します。

採精には、「クリニックで採精する方法」と「持参する方法」の2つがあります。

1.クリニックで採精する方法

初診時は、クリニックで採精することになります。
はらメディカルクリニック様では、メンズルームがあり、そこで採精することができます。

2.持参する方法

2回目以降は持参することもできます。

初診時にクリニックで採精容器をもらって帰ります。

採精は診察の3時間以内に行い、体温程度で保管する必要があります。

私は容器を袋に入れて大きめのポケットに入れていました。
(季節的にも熱くも寒くもなくちょうどよかったと思います。)

人によっては、容器ごと保温容器に入れる方もいるようです。

2.精液凍結の手順・時間(3時間程度)

では、実際どんな行程で、どのくらいの時間を要したのかをまとめます。

1.検査前の診察(6分程度)

まずは、受付を行い診察をします。
ここで具体的に不安に思っていることや、現在の治療の状態等の詳しい相談ができますので、不安なことをまとめておくとスムーズにいくと思います。

2.採精(10分程度)

診察が終わると、メンズルームへ案内され採精を行います。
小さい個室で、中はかなり綺麗にされていましたので、特に気にはならかったです。
採精後、間違いがないように部屋についている電話で終了の連絡と名前の確認を行います。

3.検査・検査後の診察(1時間5分程度)

検査中は待合室で待ちます。
検査には1時間程度かかりました。
(単純に混んでいただけかもしれませんが・・・)

実際に取った精子が凍結できるものか、の診察を受けます。
私はとくに問題はなかったので、すぐに終わりました。(5分くらい)

4.会計・次回以降の説明(10分)

会計は自動精算機で行います。

自動精算機の使い方に加え、次回の予約と採精容器をもらいました。

5.全体の時間(3時間程度)

合計で1時間30分程度のように書いていますが、実際には間に待ち時間が結構生じるため3時間くらいかかります。

院内にwifiや紙コップの飲料もありますので、ゆっくり待てると思います。

独身男性が一人で待つにはさすがにいづらいですが・・・

6.2回目以降(持参する場合)(1時間程度)

持参する場合は、受付後すぐ提出し、確認後、お会計になります。

全体で1時間程度になります。

3.精液凍結の期間・費用

1.精液凍結の期間

中1日は間をあける必要があるそうです。

はらメディカルクリニック様では、一回の採精で2本分とることができましたので、
6日~8日くらいで十分な量をとることができます。

2.精液凍結の費用

1年間保存するのに、1本1万程度です。

始めて採精する際は、検査費が別途1万円くらいかかります。

保存する数によりますが、6本くらいが多いと思いますので、年間6万円くらいかかります。

なので、初年7万程度、次の年から6万程度かかるようになります。

また、この費用は医療費控除の対象に含まれることが多いようです。
(クリニックの方に教えていただきました。)

この他にも実際に精液を使用する際には、「人口受精」か「体外受精」を行うようになりますのでその費用もかかるようになります。

4.精液を凍結する際の注意点【独身男性のみ】

はらメディカルクリニック」様をはじめとする精子凍結を行っているクリニックは、独身男性の精子凍結は、抗がん化学療法を行う場合のみとなっています。

今回は、病院の主治医ではなく、地域連携センターというところから情報をもらい、クリニックへ連絡をとりました。

なので、はじめは主治医からの紹介状がない状態だったので、調整がややこしくなってしまいました。

初めから凍結を希望される方はあらかじめ主治医から診断書等をもらっておくのがよいでしょう。

5.まとめ

今回は、精子凍結についてまとめました。

かかる日程としては、6~8日程度通院は3回程度
かかる費用としては、6~7万程度保持するのに、毎年かかります
初診時は、3時間程度
2回目以降は、1時間程度(持参の場合)

割とデリケートな話題になりますが、極力淡々とまとめました。

個人差や病院によって、差もあると思いますので、まずは受診をしてみてください。

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